アート不動産 加我でございます。
早速ですが、住宅ローンの審査には「審査金利」というのがございます。
いわゆる「実行金利」と言われる実際に住宅ローンを組む際の金利とは違って、審査の段階では実際より負荷をかけて審査するというものです。
各金融機関でこの「審査金利」には違いがありまして、その違いによって借入可能額が変わってきます。
だいたい平均的に「3%前後」の審査金利で審査するところが多く、実行金利でならもう少し借入額が伸びるところを厳しめに見られることになります。
したがいまして、多くの金融機関で金利が安く表示されている(特にネット銀行)などでは、実際にはその金利で融資してくれるとは思いますが、審査の段階では実は厳しい金利で判断されているということで、注意が必要です。
ただ、いくつかの銀行ではこの審査金利が「実行金利」の場合があります。
実際に融資して頂ける金利で審査をして頂けますので、借入可能額が伸びる可能性があります。
代表的なものですと「フラット35」などは固定金利で現在は1.8%ほどになっていますが、それでも審査金利としては低い金利で審査していただけます。
また、地方銀行の中には実行金利(0.675%~0.875%)や1%固定で審査金利を設定している銀行もございます。
どのくらい違うかと申しますと、
・年収400万円、審査金利3%、返済比率30%の場合、借入可能額は2600万円
・年収400万円 審査金利0.875%、返済比率30%の場合、借入可能額は3600万円
と1000万円近くの借入可能額の違いが出て参ります。
審査金利が低いと資金計画は幅が広がりますので、検討委頂いている予算をもう少し上げるには一つの方法かと思います。
「気になる物件があるが、ローンが組めるか不安だ」
「もう少し借りれるのであれば検討できる物件が広がる」
「他社でこの年収では希望金額は難しいと言われた」
「審査金利の低い銀行で審査してもらいたい」
などのお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度弊社までご相談ください。
より良いご条件で住宅ローン審査に臨んでいただけるよう、お手伝いさせて頂きます。
最近では審査金利を2%⇒1%に設定しなおした金融機関もございます。
低金利の状況もまだまだ続いております。
ぜひこの機会に住宅ローン審査を試されてはいかがでしょうか。
その節は、まず私どもアート不動産へご相談くださいませ。
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加我