最近、「購入したい物件があるが、他社で住宅ローン審査をしたらお断りされた」というご相談を多く頂いております。
詳しくお話を伺ってみますと、お客様にもそれぞれご事情があり、似たような事例はあるものの全く同じ内容の案件はないことがわかります。
つまり、「ただ審査申込用紙を書いてもらって出すだけ」で住宅ローン審査が通るわけがないと私どもは考えております。
銀行は数多くありますし、フラット35と一口で言っても窓口はたくさんあります。
それぞれ金融機関や窓口によって、強みや取り扱ってくれるポイントが全く違います。
この点をよく理解されずに事務的に審査に出されてしまうと、審査に通らないばかりか、その結果が後々に足を引っ張ることにもなってしまいます。
どのように金融機関の取り扱いが違うか、例を出しますと、
・返済比率の違い(収入と借入の比率が金融機関によって違います)
・完済年齢の違い(完済時の年齢が75歳までか、80歳までかでも返済比率は変わります)
・個人信用情報の見方(これも金融機関によって様々です)
・おまとめローン(取り扱い金融機関は少ないですが既存借入を圧縮できます)
など細かく書けばまだまだ金融機関によっても、もっと言えば担当者によっても違いは有りますので、お客様の状態に合った金融機関・ローン選びはとても重要なことなのです。
こういった点を何も考えずにただ事務的に「不動産会社の提携銀行にローン申し込みした」ところで、よほどのことがないと良い結果が得られるとは思えません。
私どもではまずお客様の状況をよく聞き、どこにポイントがあるかを把握したうえで金融機関を選ばせて頂きます。
金融機関にも事前にヒアリングを行い、取り扱いできるかどうか、可能性はあるかを判断します。
その上で、審査の申し込みをして頂き結果をお待ち頂きます。
正直、私どもが「このお客さんは厳しいかも」と感じたとしても、金融機関へのヒアリングの上でローン審査していただき、無事承認を頂いたケースは何度もございます。
もちろんどうしても難しい場合もございます。
やむを得ない理由ではなく延滞が続いている方、3カ月以上の延滞で「異動」情報が個人信用情報機関に登録されている方などはほとんどの場合難しいのも事実です。
しかし、どうも他社様でお断りされたお客様のお話を聞くと「どうして他社様はこの銀行を選んだのだろう」と思うようなことがとても多いです。
したがいまして、他社様で、ご自分でネット銀行などで住宅ローン審査を申し込まれたが良いお返事を頂けなかった方は、ぜひ当社にご相談ください。
当社は各担当者だけでなく、社内で情報共有し、成功事例や他のお客様での事例などからもより可能性の高い金融機関にヒアリングし申込につなげております。
お困りの際はぜひ当社にご相談くださいませ。