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5-5 「住まいの知恵袋」【その5】

物件購入をご検討中のお方に、少しだけアドバイスです。

今回より、日常のお住まいで、知っておくと便利なポイントをお話ししたいと思います。

 

今回は、「木材」のお話です。

 

日本の代表的な木材と言えば、「スギ」と「ヒノキ」です。

 

天然の「スギ」の産地として、しばしば話題になる地域に秋田地方(アキタスギ)、屋久島(ヤクスギ)などが有ります。

「スギ」は、心材と辺材の色の差が明らかで、心材は桃色から濃赤褐色までかなり色の幅が有り、時には、黒くなっているものも有ります。このように黒いものは「クロシン」と呼ばれ、美しいとは言えないので、低く評価されます。

「スギ」の木材は、特有の芳香をもっています。日常それを感じるのは樽酒の木の香りや和菓子の箱などで感じます。

「スギ」の用途範囲は広く、建築材(柱、板)、天井板、磨丸太、家具、器具、包装、樽、下駄、割箸、造船などに使用されています。

 

「ヒノキ」は一般に、より高級なものとされています。中でも、「ヒノキ」の産地といえば、木曽の名がすぐ思い浮ぶほど、「木曽ヒノキ」は有名です。仏閣や神社を建てるための木材として古くから用いられて来ました。

「ヒノキ」の心材の色は、淡紅色で、辺材は、ほとんど白色です。これが、神社仏閣に用いられる理由です。1年間に形づくられる細胞の形の変化が少ないため、年輪はあまりはっきりしていません。従って、肌目が精となり、均質な材料が必要な用途に適します。俎板(まないた)用に「ヒノキ」が使われるのは、この理由です。上手に仕上げると、美しい光沢が出るとともに、特有の芳香があることが、材料としての価値を高めています。「ヒノキ」は、心材の耐久性が高く、しかも、よく長期の水湿に耐える性質をもつため、非常に多くの用途に、しかも、高品質な材料として使われます。「ヒノキ普請の家」というと高級な家の代名詞のように感じられるのはそのためです。建築、建具、彫刻(仏像等)木型、曲物、桶、蓄電池のセパレーターなどが知られています。

 

次に、「ツガ」について、お話します。天然の「ツガ」の成長は、一般にゆっくりしているため、年輪の幅が狭く、製材品の柾目面は、いわゆる糸柾になっています。関西では、「ツガ」が、建築や建具用材として好まれたとのことです。「ツガ」の木材をカンナで削ると、材面に白い粉がみえることがあり、かつては、これが鉱物質の結晶のためとされていましたが、近年になって、フロコソイドという有機物質であることがわかりました。古くから、「ツガ」が鼠に噛られないと言われて来ているのも面白いことです。用途は、建築材、包装、車両、パルプ材、枕木、器具、長押、敷居、鴨居などが挙げられます。

 

続いて、「ベイツガ(米栂)」のお話です。価格が低いため、日本に輸入されて、「スギ」と競合することが多く、日本の林業に大きい影響をおよぼす樹種といえます。日本への輸入量が多いのは、質よりも価格が安いという点が魅力的であるためと思われます。日本産の「ツガ」に比較すると、年輪幅の広いものが多いので、別の木材のように、感じられることが多いです。建築(柱、鴨居、長押、防腐処理をして土台)、箱、器具、パルプ材などに用いられます。とくに建築材としては、「スギ」が用いられるような用途に、ほとんど代替されています。東京などの大都会では、全体を「ベイツガ」で建てた家屋が、とくに低価格帯のものでは、多いようです。

 

最後に、「ベイマツ(米松)」のお話です。日本に輸入されている北米材のうちで量がもっとも多くなっています。しかし「ベイツガ」とは違った用途に用いられています。輸入の歴史は古く、明治時代、すでに輸入された記録があります。当時は「メリケンマツ」と呼ばれていたそうです。「ベイマツ」は、ある程度乾燥したものを使っていても、だんだんと「やに」が表面に滲み出て来ることがあるので、表面に出るような用途にはあまり歓迎されません。そのような用途に用いる場合には十分乾燥をする必要があります。建築(梁、桁など)、合板(米国での代表的な材料)、建具、家具、造船などの用途に使用されます。強さが有り、しかも体径で長い材が得られるので、日本では非常に少なくなった長い材の必要な梁のような用途に好適な材料となっています。

 

まだまだ、他にも、いろいろな木材が、いろいろな用途で使用されていますが、日本の建築材料としては、重大な役目を担っている材料です。

 

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投稿日:2019/04/28   投稿者:阿井川 幾司