物件購入をご検討中のお方に、少しだけアドバイスです。
今回は、物件のご内覧の時に、知っておくと便利なポイントパートⅩⅢをお話したいと思います。
【物件内覧ポイント その⑮】 今回は「フローリング」について、考えてみましょう。
「フローリング」の色柄や幅はいろいろなものが有ります。特に、最近の新築戸建を見学しますと幅の広いタイプを使用されている割合が多いように思います。色柄や幅は、皆様の好みで、色々と変えることが出来ますし、ご自身の好みのインテリアに合わせて、フローリングを選ぶのも楽しいですね。
家具のキャスター等で、表面に傷がつかないように、傷に強い床材を選んだり、床暖房を使用される場合は、床暖房専用のフローリング材も有りますので、お部屋の使用方法に応じて、フローリングを選ぶのも有効かと思います。
最近は、ペットと暮らすお宅が増えています。ペットが歩行する時に、滑りにくいように配慮されたフローリングも有るそうです。ペットが爪でひっかいても傷が付きにくいフローリングやペットがおしっこしたときのために、汚れが染み込みにくく、臭いがつきにくいフローリングも有るそうです。外の汚れを持ち帰ったり、餌をこぼしたり、という汚れが付きにくい、お掃除しやすいフローリングを選ぶのも、家を長持ちさせるコツかもしれません。
マンションのフローリング選びでは、遮音性が、特に、気になるところです。階下のお部屋に迷惑にならない様に、遮音性の高いフローリングを選ばれると階下の事を気にしないで、快適なマンションライフを満喫できます。
遮音等級L-40のフローリングであれば、椅子の移動音や物の落下音などは、「ほとんど聞こえない」、人の走り回り、飛び跳ねなどは、「かすかに聞こえるが、遠くから聞こえる感じ」です。遮音等級L-45であれば、移動音や落下音は、「小さく聞こえる」、人の走り回り、飛び跳ねなどは、「聞こえるが、意識することはあまりない」程度です。以下、L-50~L-55となりますと、下の階に殆ど聞こえてしまう状態となります。
従いまして、昨今、マンションの管理組合では、フローリングの貼り替えの希望があった場合、L-40~L-45を指定するケースが多くなっています。遮音性を高める事によって、階下の方への心遣いもなくなり、快適なマンションライフに繋がります。特に、小さなお子様がおられるご家庭では、フローリングの点検とリフォームを検討されたり、これからマンション購入を希望される方は、遮音性の高いフローリングを使用しているかどうかも、ご購入のチェックポイントになるかと思います。
次回も、物件(商品)を内覧する時の知っておくとお得なポイントをお伝えしたいと思います。弊社では、皆様が、無理のない住宅購入の決断を下せるように、各担当者が、アドバイスやご内覧のサポートをさせていただきます。物件(商品)のご内覧に関するご質問は、ご遠慮なく、お申し付けください。
営業部 阿井川