1-17 住宅ローン減税の申請方法
昨年住宅ローンを組んで物件を購入頂いた方は、ご説明は受けてご存知かと思いますが、住宅ローン減税を受けるには、申請(確定申告)が必要になります。
今回は、その申請方法と、以前書かせていただいた住宅ローン減税の概要等を書かせて頂ます。
先ずは、住宅ローン減税とは
住宅ローンを利用して物件を購入した方が、受けられる減税措置の事です。
消費税増税の法案等とも連動しているところもありますが、今回は大まかな
要件と内容をご説明させて頂きます。
住宅ローン減税制度の概要
1、毎年の住宅ローン残高の1%を10年間、所得税から控除
2、所得税で控除しきれない分は住民税からも一部控除
3、消費税率の引上げに連動する
住宅ローン減税を受けるには、幾つかの要件があります。
1、自ら居住すること
2、床面積が50㎡以上であること
3、中古住宅の場合、耐震性能を有していること又は
耐火建築物以外の場合(木造など) 築20年以内であること。
耐火建築物の場合 築25年以内であること。
4、借入期間が10年以上であること
5、年収が3000万以下であること
などが主にあげられる要件です。
住宅ローン減税の申請方法
住宅ローン減税は、入居した年の収入についての申告を行う際、翌年の確定申告時に、税務署に必要書類を提出します。なお、給与所得者の場合、2年目からは勤め先にローンの残高証明書を提出することで、年末調整で控除を受けることができます。
ポイントとして
1、入居した年の翌年の確定申告時に申請
2、給与所得者の場合、2年目からは年末調整の際に適用可能
3、各要件の確認のための添付書類が必要
詳しくは国税庁のホームページをご覧くださいませ。