4-3 ここが気になる【物件内覧ポイント】 パートⅢ

物件購入をご検討中のお方に、少しだけアドバイスです。

今回は、物件のご内覧の時に、知っておくと便利なポイントパートⅢをお話したいと思います。

 

【物件内覧ポイント その⑤】 「部屋の広さ」をよく確認しましょう。

 

物件の資料に間取り図に、「和室4.5帖」や、「洋室6帖」と記載されていますが、どの家も同じ広さでは有りません。

 

例えば、ハウスメーカーの畳のモジュール(寸法)は、メーターモジュールを採用している場合が有ります。メーターモジュールの6帖間は、3m×4m=12㎡となります。建売で、よく使われるモジュールとして、910モジュールがあります。910モジュールの6帖間は、2.73m×3.64m=9.9372㎡となります。その差は、2㎡=1m×2mの大きさの違いとなります。

 

ハウスメーカーの注文住宅は、この広さの違いをセールスポイントに、延べ坪の大きな住宅の販売を強みとしています。

中古住宅でも、時折、ハウスメーカーの注文建築の建物に出会う事が有りますが、やはり、気持ち各部屋が、広さを感じる事が有ります。

建売でも、950モジュールを採用した家も有ります。910と950の違いでも、部屋の中に入るとゆとりの違いを感じます。

 

「畳の大きさ」検索結果・・・大きさは3尺×6尺(910mm×1820mm、1.6562 m2)のものが基本となるが、部屋の寸法に合わせて注文生産される場合が一般的なのでサイズは一定していない。一般的な規格としては、京間(本間)、中京間(三六間)、江戸間(関東間、田舎間、五八間)、団地間(公団サイズ、五六間)の4種類が有名である。

 

このように、建物によって、部屋の広さは、違います。この違いをご内覧にて、感じてほしいと思います。図面よりも、現地です。最近は、洋室がメインの家が多く、このように部屋の広さを感じる尺度(畳)が無い為、広さの実感が体験しづらくなっていますが、家具を置くレイアウトを想定しながら、ご内覧されると実感をつかんで頂けると思います。

 

次回も、物件(商品)を内覧する時の知っておくとお得なポイントをお伝えしたいと思います。弊社では、皆様が、無理のない住宅購入の決断を下せるように、各担当者が、アドバイスやご内覧のサポートをさせていただきます。物件(商品)のご内覧に関するご質問は、ご遠慮なく、お申し付けください。

営業部 阿井川


投稿日:2017/07/23   投稿者:阿井川 幾司(宅地建物取引士)
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