こんにちは臼井です。
GW代休を利用してタイ、バンコクへ行ってきました。
世界遺産の古都アユタヤ遺跡、ワット・ポー、ワット・プラケオなど
黄金の仏塔は素晴らしかったです。
前回に続く住宅売却時の留意点についてなのですが、売却依頼する不動産業者を1社にする専任媒介契約と複数の不動産業者に依頼する一般媒介契約とがあり、売主様からすると迷われることがあると思います。
依頼する業者を1社に絞ることにより、売主様からの業者への窓口が一つになり連絡報告関係がスムースになるメリットと依頼した業者も1社なので売却活動に力が入りやすと思います。逆に売却活動する競争相手がいないので専任契約は競争原理が働かないというデメリットもあるかと考えられます。
また一般媒介契約の場合は複数の業者が売却活動しますので競争原理が働きやすく、その分早期に売却できる可能性は高くなる可能性もあると思いますが、依頼する業者の数が多すぎると各業者も売却活動に力が入りにくくなる場合もあると思います。
私が思うには信頼のおける業者であれば、期間を限定して(たとえば2か月間だけ)専任で任せてみるのも一つではないかと思います。
その限定した2か月間くらいの間で売却ができなければ2.3社の業者へ同時に売却依頼する、一般媒介契約に切り替えての売却活動を提案させていただくことが多かったような気がします。
ですから、当初の専任媒介の期間に必死になって売却活動した記憶があります。信頼できる業者、ここが難しいところだと思うのですが、私が思うには売主様の大事な財産の売却を任され、どこまでそのことに真剣に考えて、動いていてくれるか(売却活動)に尽きると思います。
私は売却依頼を受けて、いつも悩んだのは報告の時でした。依頼はいただいていても、その依頼された売却物件の動きが鈍く、案内などがなかなか入らないとき等は売主様へ売り出し価格の変更をお願いしなければならないのですが、
相場が大きくずれてくると、多少価格を下げても引き合いが入らない場合などもありました。それでも根気よく売却活動とある程度の価格の見直しにより成約へ近づけていくアドバイスが必要なのですが、一つ間違うと、売主様からすると単なる安売りに勘違いされる場合もあるわけです。
ですから売主様への配慮として、報告時にはできるだけ売却依頼いただいた周辺近くの売り出し物件、成約事例も含め小まめに情報提供は徹底して行いました。
これを行うことにより、価格の見直しの時などに売主様を説得する材料になっていたと思います。
それでは また!!!