2-2 中古物件を購入後に改装工事をする場合
前回リフォームとリノベーションの違いについて書かして頂きましたが
今回は、具体的に水廻りの工事についてご説明させて頂きます。
中古物件を購入された後に工事のご相談が多いのは、やはり水廻りになります。
築年数や使用頻度にもよりますが他の箇所よりどうしても、いたみ易い場所になっています。
水廻りの工事:浴室・キッチン・トイレの3箇所が主な水廻りの工事になってくるのですが、物件の現状によって工事の進め方や工期、もちろん費用も変わります。
今回は、浴室の工事についてご説明させて頂きます。
先ずは物件の浴室の現状が、ユニットバス(システムバスとも言われています。浴槽・壁・床・天井等がパネル式になっているもの)なのか、在来工法(浴室の床や壁がタイル貼りで浴槽が埋め込んであるもの)なのかによって違ってきます。
現状ユニットバスから違うユニットバスに入れ替える場合は、比較的簡単に工事が出来ます。工期は早くて1日で完了する事もあります。
ユニットバスには、TOTOやLIXIL等々色々なメーカーさんがあります。
その中で各メーカーさん共通しているのが、サイズです。
ユニットバスは規格サイズが決まっております。
12×16・16×16 という表示されています。これは浴室の縦横の長さの表示になります。
16×16は、縦の長さが1.6m・横の長さが1.6mということになります。
現状のお風呂のサイズである程度どのサイズのユニットバスが設置出来るかわかります。
現状在来浴室からユニットバスへの工事は、浴室の基礎工事だったり、現状の浴室のサイズによっては壁の解体等が必要になる場合があります。
工期としては、早くても3・4日程度はかかります。
ユニットバスの規格サイズが合わない場合には、ユニットバスのサイズが調整出来るメーカーもございます。
物件の内覧の際に、浴室を工事したいなと思われたときにはサイズの確認もお薦め致します。