尼崎市の不動産売却査定②
こんにちは臼井です。
前回は不動産の売出価格設定についてご説明差し上げたと思うですが、今回は中古戸建の価格設定についてなのですが、
中古戸建は土地の広さ・建物の広さに始まり、築年数、間取り、周辺環境、立地などにより価格査定をおこなうわけですが、戸建の場合は特に道路付け、ここが重要です。土地に接道している道路が公道なのか私道なのか、どちらに接道しているのか、
また建蔽率・容積率オーバーになっていないか、ここらあたりの状況で住宅ローンが利用できる・できない、あるいは建て替えができる・できないの判断になってくるのです。
当然、住宅ローンの対象にならなければ資産価値は落ちますし、ほとんどの購入者が住宅ローンを利用することを考えると、そのような物件は、必然的に現金購入者の方だけが対象になるので売り出し価格は下がる傾向にあると思います。
また建て替えができない物件も資産価値としては下がる傾向になるかと思います。隣の家の門扉の一部が、自分の敷地内に構築されているような物件(越境)なども買主様から見ると敬遠したくなるかもしれませんね!一戸建の場合はここには書ききれないほどいろいろな角度から物件をみて値付けするのですが、イメージとして、この家を買う方は、どんな感じの方か?ということを想像して最終の売出価格を決めていきます。
ただ一つ言えることは、私の経験上、考え抜いて決めた金額で、売主様の承諾をいただき売りに出せば、だいたいスムースに売却できたような気がします。
次回は売却時の留意点について
それでは また!!!
投稿日:2016/11/26 投稿者:代表者 臼井 修(宅地建物取引士)