1-2 【民間金融機関の住宅ローン】について

1-2 【民間金融機関の住宅ローン】について

 

最近、住宅ローンの低金利化が進みまして、新聞の記事でも取りざたされておりますが、具体的には、どのような内容なのかを今般、お伝えさせていただきます。

まず、民間の金融機関で住宅ローンを組まれる方の多くは、変動金利を選択される傾向にあります。それは、やはり金利が低い(ほとんどの銀行で実質1%以下)からだと思われます。固定金利もございますが、固定金利を選択されますと、その期間の変更がきかず、変動金利に比べて、高い金利のまま、支払い続けなければならないデメリットが出てくるからです。但し、その反面、金利が上昇した時のメリットはあります。それは固定金利期間中、金利が上がらないことです。

なかなか難しい選択ですが、これまでの過去約10~15年の住宅ローンの金利の推移を見ますと金利が上昇する可能性は低いと思われます。(あくまでも、私個人の見解です)このような背景を踏まえて、お客様は、変動金利をご選択されると思われます。

また、民間金融機関の住宅ローンには、団体信用生命保険という、住宅ローンの借入れ期間中に、ローンを組んでおられる方に万一の事があった時のために生命保険が用意されております。簡単に言いますと、住宅ローンの借入れ期間中に借りている人が亡くなった場合、住宅ローンもなくなるという保険です。

この死亡保険とあわせて、オプションでガン保険、3大疾病保険(ガン・心筋梗塞・脳卒中)、8大疾病保険(ガン・心筋梗塞・脳卒中・高血圧症・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎)など、上記に該当する病気になれば、条件(一定期間継続した病状と入院をしていること等)はありますが、住宅ローンがなくなるという、借りている方にとっては、心強い保証も充実しており、まさに「住宅ローンを借りなければ損」のような状態が昨今続いております。

また、昔(10~20年前に)住宅ローンを組んでお家を買われた方の「借換え」も目立つようになってきました。これもやはり上記で取り上げたような低金利化の影響かと思われます。

何に付けましても、この低い金利の時に住宅ローンを組むことは損ではないと思いますし、賃貸に住んで住宅ローンと同じ支払いをされている方と比較してもメリットはふんだんにあると思われます。

また、変動金利のルールや、その他の充実した団体信用生命保険の詳細等につきましては次回、私のブログでお伝えさせていただこうと思います。

                       

         営業部チーフ 山田裕之

投稿日:2016/10/23   投稿者:山田 裕之(宅地建物取引士・チーフ)
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