新築物件と中古物件の価格設定
こんにちは臼井です。だいぶん朝夕は過ごしやすくなってきましたね!
最近中古物件の価格が新築物件を上回る価格で売りに出ているケースがあります。
要は新築物件と中古物件の価格形成が異なるからだと思います。新築価格は土地価格+建築費+販売経費(銀行からの借入金利・広告費・モデルルーム設置費用・販売業者に払う手数料・登記料・取得税)=販売価格(売出価格)、ですが中古物件価格は需要と供給のバランス(相場)で売り出し価格が決まってくるのです。
例えば同じ中古マンションでも阪急武庫之荘駅と阪急塚口駅では相場が違います。阪急塚口駅のほうが少し中古マンション売り出し価格は高いように感じます。それは阪急塚口駅周辺のほうが中古マンション物件数自体が阪急武庫之荘駅周辺と比較すると少ないという現状があると思います。
つまり限られたエリア・地域の中で売り物件の数が少ないと当然、多少高くても買う人は、物件が売りに出るのを待っている状態になるので売り出し価格が上昇することにつながりやすいのです。やっぱり駅から近くは総じて売り出し価格は高くなり、築年数は古くなります。極論すると、ずばり!中古物件の価格特性として、駅から近いが古くて、狭くなるか、多少駅から離れても(バス便)、少し広くて、お手頃価格を選ぶかという選択になるような気がします。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
投稿日:2016/09/16 投稿者:代表者 臼井 修(宅地建物取引士)